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生まれ変わることができるなら

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今度生まれ変わったら

もし今度生まれ変わることができたら、私は何になりたいか。

当然真っ先に浮かぶのは「台湾人」として生まれたい。

なぜならこの「ハーフ」というもどかしさが嫌でもあったから。

どっちとも言えない、日本人なのか、台湾人なのか。

ハーフ、うん、ひと昔前だと混血児と言われた。

日本のおばあちゃんは両親の結婚に大反対していたそう。

それもそのはず、昔の人はそういうの受け入れないようだ。

それと男尊女卑の考えがあるようだ。

実際私は台湾のおばあちゃんと比べてしまうが、日本のおばあちゃんはすごく冷たいと感じた。

何度か一時帰国した時はとても優しいおばあちゃんと思っていた。

いざ帰国すると、全く違うおばあちゃんに変った。

私が父になぜ?と聞くと、「もうお客さんではないから」と答えた。

とにかく日本のおばあちゃんと一緒に暮らすことが、私には苦痛でしたなかった。

おばあちゃんとはしょっちゅ喧嘩をしていた。

どうしてお兄ちゃんはいつまで寝ていてもいいの?私だって眠いのに、なぜ早く起きて手伝わないといけないの?と何度思ってか。

私の下着は一緒に洗濯してくれず、自分で洗いなさいと言われた。

おばあちゃんがガラッと変わったことに対するショックは大きかった。

それに5歳くらい年下のいとこをおばあちゃんはすごい可愛がっていた。自慢の孫娘なんだ。

私はおばあちゃんに嫌われているんだ。

帰国して中学へ上がっても、なかなかなじめず、無視されてばかりで、幸い親友がいたから、なんとか学校へ通えた。

それに家でも辛く感じ、本当に誰も私を必要としていないの?と何度思ったか。

その頃からずっと今度は絶対台湾人として生まれたいと思うようになった。

しおり

誰かに必要とされているだけど、嬉しく思う今日この頃。

振り返ってみると、あの時なぜそうしたのかと後悔ばかり。

でも、生きている今が私なのだから、過去を悔やんでも仕方ない。

未来なら変えられる、未来なら作れる。

生まれ変わりたいと考えたりするより、ちゃんと地に足のついた生き方をしないといつも思うのであった。

肉体は借りている物だから、魂は不滅とみんなが言う。魂の存在はあまりわからないけど、限られている時間の中で生きているってことを忘れずにいたい。

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